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コンテスト準備で多くの時間を占めているのはトレーニングや減量、ポージング練習ですが、忘れてはいけないことはコンテストメイクの練習です!

コンテストメイクは普段のメイクとはかなり違うため、練習が必要になります。

また、団体やカテゴリごとにメイクも異なってくるため、自分が出場するカテゴリのメイクをしなければいけません。

今回は、コンテストメイクと普段メイクの違い、団体ごとのメイクの違い、コンテストメイクのコツについて紹介します!

 

 

■コンテストメイクと普段メイクの違い

ステージは照明が強く、審査員とは距離があります。

普段のようなメイクだと光で飛んでしまうため、濃いメイクをする必要があります。

どのくらい濃く作るかというと、「近くで見るとギョッとするぐらい*」です。

JBBFの場合は照明が特に強いため、派手で濃いメイクをする必要があります。

選手がSNSにアップする写真では「ちょっと濃い」くらいのメイクですが、実際に見ると「宝塚やバレエの発表会くらいの濃さ」だったりします。

これ大丈夫かな…と自分では思ってしまうようなメイクが、ステージ映えします。

*ギョッとするぐらいの例(2018年)

■団体ごとのメイクの違い

各団体によってメイクも特徴があります。

JBBFのビキニフィットネスやフィットモデルは「しっかりメイクアップ」「フェミニン&エレガント」、FWJなどのビキニは「ヌーディー」「セクシー」という特徴があると私は思います。

ご自身の出場するカテゴリの他の選手はどのようなメイクをしているのかを研究しましょう!

世界大会がある団体やカテゴリにおいては、国内だけではなく、世界で活躍する選手のメイクを研究するのがオススメです。

また、JBBFのビキニフィットネス、FWJのビキニにおいては「ボディやポージングだけでなく、髪型やヘアメイクも含めたトータルパッケージ」で評価が行われます。

ポージングや衣装・ヘアメイクで表現したいこと/印象が統一されているかは確認しましょう。

■コンテストメイクのコツ

【ベースメイク】

コンテスト用のベースメイクはマットに作ります。

パール系のツヤのあるベースにしてしまうと、光でギラギラ見えてしまうからです。

また、陰影がない顔はステージではのっぺりして見えてしまうため、ハイライトやシェーディングを使って陰影をつける「コントゥアリング」をします。

濃い色のファンデーションはMAKE UP FOREVERMACなどで購入出来ます。

舞台メイクの三善(ミツヨシ)やバレエ用品のチャコットでも取り扱いがあります。

 

【アイメイク】

アイメイクは、「カットクリース」「スモーキーアイ」などのテクニックを使って作っていきます。

「カットクリース」は目のくぼみに沿って陰影を付けて目を大きく見せるテクニックで、「スモーキーアイ」はブラウンやブラックなどくすんだ(=スモーキーな)色のアイシャドウで目の周りを囲うメイクのことです。

作りたいイメージやその人の目の形などによっても似合う/似合わないがあるので、色々試してみてください。

 

つけまつげは普段メイクで使うものではなく、「3Dミンクつけまつげ」のようなバサバサでボリュームがあるものがオススメです。

最近は、毛の密度があるタイプが主流なようです。

全体的に目を大きく見せたいので、アイラインも長め・太めに引きます。

【眉メイク】

眉毛は照明で一番飛びやすい部分なので、普段よりも濃く長く描きます。

ブラウンのパウダーだけではなく、リキッドのアイブロウライナーやブラックのアイシャドウなども使いながら仕上げていきます。

つけまつげを付けた後に顔全体を見ながら長さを調整していくとバランスがとりやすいです。

 

【リップメイク】

リップメイクもマットカラーがオススメです。

リップの色選びはJBBFのビキニフィットネスとFWJのビキニではかなり異なります。

ビキニフィットネスでは赤などはっきりした色味のカラーが好まれますが、ビキニではベージュ、ピンクなどのヌーディーでセクシーなカラーが好まれる傾向にあるようです。

自分の出る団体や、衣装とのバランスを見て決めましょう!

 

■まとめ

いかがでしたか?コンテストメイクは普段のメイクとはかなり違うので、練習が必要になると思います。

また、つけまつげやリップなどは、自分に合うものが見つかるまで何個も何個も試すので、時間もお金もかかります。

試行錯誤は必要ですが、普段できないようなメイクが出来て面白かったり、メイク技術が上達したり、新しい自分を発見出来たり…と楽しい時間でもあります。

コンテスト直前になるとやることが多く、メイク練習の時間を取るのも難しくなってくるので、メイク練習は早めに始めましょう!