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フィットネス系コンテストに出るためにはさまざまな準備が必要になり、それなりに予算がないと選択できない方法もたくさんあります。

あるトップ選手は、「(パーソナルやレッスンなどで)月に25万円かけてる」とSNSでおっしゃっていました。普通の会社員の初任給より多いですね。

予算に余裕がない場合でもコンテストに出るにはどうしたら良いのでしょうか?今回は節約という切り口からコンテスト準備についてご紹介します。



まず、コンテスト準備には何があるかというと、だいたいどの団体でも下記のことが必要になります。(詳しくは団体・カテゴリーによって異なるので各自ご確認ください。)
         

  1. 選手登録費
  2. 大会参加費
  3. 団体主催セミナー・講習会
  4. 体づくりにかかる費用
  5. ポージング練習にかかる費用
  6. 日焼け・タンニング
  7. 衣装・ヒール・アクセサリー
  8. ヘアメイク・ネイル
  9. 脱毛
  10. 宿泊・交通費

        
1、2、3は必須の出費になりますが、そのほかは、センス、ボディの出来具合、人脈、情報収集能力、かけられる時間などで出費を調整しやすいです。

とにかく安く出場したい・節約という観点で考えると、衣装代や遠征費がかさみにくいカテゴリーや大会を選んだりと工夫しましょう。

では、それぞれ解説します。
         

1.選手登録

会員登録(有料)を行い、その後大会申し込み、という流れになるコンテストがほとんどです。

例えばJBBFの場合、全国大会を目指したい場合、選手登録が必要です。
JBBFビキニフィットネスの場合、個人登録で12000円です。
JBBFは限定登録という種別もあり、これは地方orブロックのオープン大会1つに限り使えるものです。限定登録は2000円ほどです。

フィットネスワールドジャパンの場合、FWJカード登録は10,000円です。
         

2.大会申し込み

無料で出られる大会はほぼありません。
大会・団体により出場料金が異なります。大会参加費が2万円を超えるものもあります(マッスルコンテスト)。

例えば、JBBFの2019神奈川オープン大会の場合、出場料は6000円でした。
         

3.団体主催セミナー・講習会

JBBFの場合、アンチドーピング講習会への参加が必須となり、参加費(カード発行料)は500円、初登録でネット受講を選択する場合は2000円です。

講習会の会場や日程は限られているので、遠方の会場の場合交通費がかかります。カードを紛失して再発行する場合、手数料1000円かかります。

他団体でも、ルール上参加必須のセミナー・講習会などがある場合は、その参加費などが発生します。
         

4.体づくりにかかる費用

審査基準に合う体を作ることを目指し、パーソナルトレーニング、コンディショニング、減量カウンセリング、エステ的なもの、サプリメント、減量弁当宅配などにお金をつぎ込む選手は多いです。

勝ちたいと思うと良さそうなもの全てに手を出したくなるものです。これらの必要度はかなり個人差があり、その人の目標、ボディの状態、依存度によって異なります。

とにかくコンテストというものにただただ出てみたいだけ、とか、自分でできる自信がある、という場合は全てスルーもあり得る項目です。
         

5.ポージング練習にかかる費用

団体公式のポージングルールセミナーがある場合、そこで規定ポージングを知ることができ、参加費がかかります。

JBBFの場合、2020競技ルール説明会の参加費は2000円でした。ただしこれら公式のものは、大人数で行うので、詳しいことまではわからないことも多々あります。

よりしっかりと準備をしたい場合、ポージングレッスンを受けて学びます。その場合、ネット・SNS・紹介などでポージング講師を探しレッスンを受けます。

レッスン費用は、複数人数のセミナー形式だと数千円、パーソナルレッスンだと1万円ほどです。

こちらも自分でなんとか出来るという場合は出費を調整しやすい項目です。
         

6.日焼け・タンニング(日焼けサロン・大会前カラーリング)

日本のボディ系コンテストは、会場を汚したくないという理由でボディカラーリング禁止のパターンが多く、日焼けサロンで何ヶ月間か頻繁に焼いて準備することとなり、日サロ代はかなり膨らみます。

大会直前に公式スプレータンニングや公式セルフタンニング剤を使用する場合、そちらも費用がかかります。屋外で直射日光で焼くなら0円です!

マッスルコンテストなど、当日会場でのボディカラーリングが許可されていて利用する場合、その費用がかかります。数日前からオーバーナイトタンを塗り定着させておくことが多いと思います。ProTanオーバーナイトタンニング剤は1本3500円程度です。
         

7.衣装・ヒール・アクセサリー

衣装・ヒール・アクセサリーは、一番安いのは「誰かにもらう or 無料で貸してもらう」です。

しかしそんな機会にめぐり合うことは稀なので、レンタルなら購入するより安くすみ、デザインも好きなものを選べます。

規定の衣装がある場合(サマスタのモノキニなど)、譲ってもらえない場合は購入が必要です。
ステージによって衣装を着替えなければならないルールがある場合、2種類〜準備が必要になります。

ビキニは購入の場合、国内メーカーの方が価格が高い傾向にあり、ストーンがついていないベースビキニを買って、自分でストーンを装飾する人も多くいます。

海外メーカーをネットやSNSで探すと、国内品より安いものを見つけやすいです。急ぎ納期で注文する場合、その分手数料がかかる場合があります。国際送料は2000円程度〜で、スピード便の場合1万円程度です。

購入品のお直しをプロに頼む場合、その費用も見込んでおきましょう。衣装はフリマアプリでもたまに出品されてます。

出展:DIANA


ヒール靴は、規定がある場合、規定に合うものを用意します。JBBFの場合規定ヒールがあり、購入は2万円程度です。

アクセサリー(ピアス、ブレスレット、リング)は、よく使われているタイプのものを購入する場合、ひとつ2000〜3000円程度です。
         

8.ヘアメイク・ネイル

髪・メイク・ネイルは、
・自分でする(0円)
・プロに習って当日自分でする
・プロにしてもらう
のどれかになります。

化粧品類がない(足りない)場合は購入します。YouTubeのメイクチュートリアルが参考になります。

プロに習う、してもらう場合、料金は数千円〜数万円と様々です。

ネイルはしないとダメなわけではないので、節約重視ならネイルしない手もあります。
         

9.脱毛

脱毛サロンやブラジリアンワックス店などは利用せず、自分で剃って0円です。
         

10.宿泊や交通費

遠方の大会の場合、宿泊費、交通費往復がかかります。なるべく家から遠くなくて、早朝集合や進行遅れになっても問題ない距離の大会があるといいですね。
         

                            

羽鳥 茉利絵 / Marie Hatori

NSCA-CPT
パーソナルトレーナー
2016年からJBBFビキニフィットネスに出場、入賞歴多数。都内でポージング指導も行っています。
https://mariehatori.com/